裁判所に破産申立を行えば、裁判所ごとに、事件番号が付されます。
今年中、つまり平成２６年中の破産申立であれば、平成２６年（フ）第◯◯◯◯号　となります。（フ）は、破産申立事件の符合であり、◯◯◯◯には、１から順に数字が入ります。

この番号を見ていると、今年に入ってから、どの程度の数の破産申立がなされたかが、ある程度わかります。
大阪地方裁判所の場合、４月中旬にさしかかったころの申立で、１４００番台でした。。そうすると、今年は、単純に考えると、月４００件くらいのペースで破産申立がなされているといえます。

破産事件の件数がピークだったころは、年間１万件を超えておりました。そうすると、当時は、月９００件から１０００件くらいの申立があったことになりますので、現在は、その半分以下に減りました。

ただ、減ったとしても、週に１００件程度の申立があることになります。また、過払い金返還請求が終息してきましたので、再び破産事件が増加する可能性もあります。